高林鮎子シリーズ10「博多ー札幌殺人ルート」を観る

1992年3月10日火曜サスペンス劇場で放送。
原作は津村秀介「横須賀線殺人事件」。
メインゲストは頭師孝雄、平泉成。

あらすじ

ある日、高林鮎子(真野あずさ)は少女と少年の訪問を受ける。
2人とは1年前に急死した父親の現場に居合わせたため知り合いだった。

2人から叔父・北沢(頭師孝雄)が警察に連れていかれたというのだ。
責任者(平泉成)から話を聞く鮎子。
横須賀線で起きた殺人事件の参考人だという。

北沢はすぐに釈放されたが、警察は引き続き北沢をマーク。
事件の背景には北沢の会社が絡む2億円の詐欺事件が。
そして共犯者と思われる男が札幌で殺された。

鮎子は事件の真相を追ううちに北沢に疑いを持ち始める。
だが、北沢には鉄壁のアリバイがあった――という話。


感想

よくできた2時間サスペンス。
加害者が悪人でないところがいい。
哀しい事件の中で希望があるのもいいし。

今回、ボスの丹波哲郎は入院するし、
調査員の橋爪功は風邪のひきっぱなし。

でも福岡には行くんだよな(笑)
無理だって言ってんのに一人では何もできない鮎子。
意外にドSだ。

手がかりを掴むところは少々難があるが、
その理由のつけ方はとてもいい感じ。

トータルで見ればシリーズの中でもよくできてる方じゃないかなあ。

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