1981年5月23日土曜ワイド劇場で放送。
京都殺人案内シリーズ第5弾。
原作は和久峻三「龍馬の遺産」。ゲストは本田博太郎、下元勉など。
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あらすじ
京都府警の音川音次郎(藤田まこと)は
ある日急性虫垂炎になった女性・井上とせ(南風洋子)を助ける。
運ばれた病院でとせの手術を執刀したのは山脇(下元勉)。
普段なら別の者に任せるのだが、学長選挙を前にしたアピールだった。
無事手術が終わり運ばれていくとせのうわごとを音川が耳にする。
その頃、捜査一課に新しいメンバーが加わっていた。
音川はその男・安岡刑事(本田博太郎)を可愛がり
娘の洋子(小林かおり)とも引き合わせたりする。
やがて龍馬ゆかりの地で連続殺人が発生。
とせが養女にしていた佐那子、お竜、そしてとせまで何者かの手にかかる。
音川は安岡とともに捜査するが、意外な真実が浮かび上がる――という話。
感想
「ABC殺人事件」×「人間の証明」みたいな話。
こういう掛け合わせも一つのテクニック。
これまた取り調べのシーンはいいですな。
まあ動機で言えば少々無理があるような気もせんでもないけど。
出生日のとこは音川本人が気づかないといかんのと違うかな。
クロード・チアリのテーマソングが
エンディングに流れるのは本作からなのでは。
第4弾では違う音楽だったからねえ。
サスペンスはやっぱりフィルムがよろしいですな。