東映映画「三匹の牝蜂」を観る

1970年6月公開の東映映画。
女性版不良番長シリーズ第1弾として製作された。
主演は大原麗子、夏純子、市地洋子。
片山由美子、渡瀬恒彦、小池朝雄に金子信雄。ザ・東映ですな。
さらに和田アキ子、ピーターなども出演。

あらすじ

舞台は1970年万博に沸き返る大阪。
万博会場を闊歩して色気で稼ぐズベ公三人組。

美奈(大原麗子)、サチ子(夏純子)、ハツエ(市地洋子)。
なぜだか2人だけ異常に古臭い名前だが、そんなことはいいとして。

三人はゴーゴー喫茶(時代を感じる)で
地元の暴力団のチンピラ・三郎(渡瀬恒彦)と知り合う。

ところが、隠れて稼いだことが三郎が所属する戸田組にバレた。
戸田組は美奈たち三人を万博見物の外人相手に売春させようと計画。

その目付を三郎に命じたのだが、いつしか美奈と三郎は懇ろに。
懲りない三人組は売春組織を作ろうと動くのだが、
またまた戸田組にバレて三人をかばった三郎は哀れ射殺されてしまった。

目には目を歯には歯を、彼女たちの復讐が始まる――という話。


感想

大阪万博の映像と大原麗子たちの70年代ファッションが貴重。
後のスケバン路線とはちと違うオシャレ感がある。

まあ話の中身はもの凄くゲスいのだが(笑)
女性陣はともかく、渡瀬恒彦・金子信雄・小池朝雄と揃えば
もうそこは東映映画の世界に他ならない(笑)

大原麗子を守って死ぬのが渡瀬恒彦なわけだが、
こっから数年経ってから結婚するんだよねえなんて思いながら観ちゃう。

ギターを弾く女に和田アキ子。この年だっけ、「笑って許して」は。
歌手で出てくるピーター。前年にレコード大賞最優秀新人賞。
「夜と朝のあいだに」って今聴いてもいい曲だよね。

その他もろもろ、時代を感じる作品。

記事作成・ライティングに関するお問い合わせ・ご相談

コピーライター育成オンラインアカデミー

最近の投稿

テーマ別

ページトップに戻る