1978年TBS日曜劇場放送版。
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あらすじと感想
メインキャストは以下の通り。
さだ子……西武ライオンズ大好き吉永小百合。
柚木刑事…サスペンスには欠かせない荻島真一。
玉井…なんやかんやで息長くやってる森本レオ。
横川…うちの死んだオヤジに顔が似ている佐野浅夫。
一時間ドラマということもあって
張込みをする刑事は原作通り柚木ただ一人。
さだ子が吉永小百合なもんでやっぱりメインはそちら。
さだ子に冷たいというか本人はちっともそんな気はないのだろうが
家政婦に接しとんのかというぐらい冷たい夫の佐野浅夫さんがさすがの演技。
荻島さんは善玉の刑事だけどなぜか悪役の印象が強い。
特捜最前線とかザ・サスペンスでも悪役やってましたわな。
「このボケ、絶対捕まってしまえ!」と思うぐらい憎々しかった。
要は罪を犯した玉井を追って
昔の女・さだ子のとこに来るんちゃうかと柚木刑事が張り込む話。
シンプル・イズ・ベストを地で行く作品なわけだが
それだけに見せ方とか構成とか細部が難しいところ。
森本レオと吉永小百合が幼馴染ってどうかと思うけど。
出だしのスピード感はよろしいですな。
息子は懐いてるけど娘は懐いていない設定もいいですな。
しかし、あの張込み場所はちと目立ち過ぎやせんか(笑)
終わり方といい、これぐらい人物絞ってやった方がいいような。
あまりごちゃごちゃして変に長くなるよりよっぽどいい。
個人的には映画よりこっちの方が好きかな。