極妻シリーズ6・東映映画「新・極道の妻たち 覚悟しいや」を久々に観る

1993年公開の極妻シリーズ第6弾。
監督は山下耕作、主演は岩下志麻。
毎度おなじみかたせ梨乃、中尾彬、梅宮辰夫、北大路欣也、草刈正雄などが出演。

あらすじ

愛知を拠点とする千之崎組。
組長の野木(梅宮辰夫)の妻、安積(岩下志麻)は
夫の代わりに刑務所に入り出所してきたところ。

だが、夫は大阪から進出してきた淡野組にやられっぱなし。
愛想をつかした安積は刑務所の垢落としで訪れた香港で
謎の男・花杜(北大路欣也)と出会い、一夜を共にする。

日本に戻った安積だが、夫が何者かに殺され抗争に。
花杜は殺し屋で頼んだのは淡野組の雁田(中尾彬)だった。

さらにその裏で糸を引いていたのが
義理の妹にあたる千尋(かたせ梨乃)と知り、
安積は逆に花杜を雇い復讐を開始する――という話。


感想

なんかこうブレてる感じの作品。
やっぱり愛想つかせど他の男と寝ると価値が下がるんだな。

このあたり時代は変れど仁侠映画の良きルーツで行ってもらいたいというかね。
バブル崩壊後で暴対法施行で激震の中、香港行くのもなんだかね。

それやったらそれで海外の話にしちゃってくれた方が。
海外進出する中で極妻が果たす役割みたいな。

荒唐無稽、劇画調で行くんならそういうのもありなのでは。
着地点がもとに戻るんならね、いっそのことねえ。

ま、ひとえに草刈正雄と北大路欣也が合わない(笑)
音楽は寺田恵子が主題歌歌ったり華やかなんだけど。
その雰囲気と内容がまたミスマッチのような。

タイトルはカッコいいけど。ものづくりってのは難しい。

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