1971年10月から半年にわたり放送。全23回。
原作はモンキー・パンチ。作画監督は大塚康生、音楽は山下毅雄。
エンディングが印象的で独特なハードボイルドの世界観が心に残るシリーズ。
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初期メンバーは次の通り。
ルパン三世…言わずと知れた山田康雄。今なお伝説のお方。
次元大介…唯一の現役、小林清志。どうか長生きしてほしい。
石川五ヱ門…大塚周夫。初代「ねずみ男」も演じている。
峰不二子…二階堂有希子。柳生博の奥さん。
銭形警部…納谷悟朗。仮面ライダーのショッカー首領でもある。
いずれも「声優である前に俳優」という強烈なプライドを持つ面々。
こういう人たちが演じてくれたからこそ今でも光り輝き続けるのかな。
第1話「ルパンは燃えているか…⁈」
第2話「魔術師と呼ばれた男」
第3話「さらば愛しき魔女」
第4話「脱獄のチャンスは一度」
第5話「十三代五ヱ門登場」
第6話「雨の午後はヤバイゼ」
第7話「狼は狼を呼ぶ」
第8話「全員集合トランプ作戦」
第9話「殺し屋はブルースを歌う」
第10話「ニセ札つくりを狙え!」
第11話「7番目の橋が落ちるとき」
第12話「誰が最後に笑ったか」
第13話「タイムマシンに気をつけろ!」
第14話「エメラルドの秘密」
第15話「ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう」
第16話「宝石横取り作戦」
第17話「罠にかかったルパン」
第18話「美人コンテストをマークせよ」
第19話「どっちが勝つか三代目!」
第20話「ニセルパンを捕えろ!」
第21話「ジャジャ馬娘を助け出せ!」
第22話「先手必勝 コンピューター作戦!」
第23話「黄金の大勝負!」
このうち漫画が原作なのは1~9、11~13、16、20話かな。
演出が突然おおすみ正秋から高畑勲&宮崎駿コンビに変わったのも偶然の産物。
そのため誰が演出したのかクレジットのない回が結構あったりする。
なもんで突如話がマイルドになっていく(笑)
一番変わったのは峰不二子のキャラでセクシーさより
ボーイッシュでどっちかというとおきゃんな感じになったりして。
でもそれが二階堂有希子さんの声とマッチングして
今日でも初代峰不二子の人気が高かったりするわけだから
世の中何がいい方向に働くかわからない。ケガの功名ってやつかね。
第1話に出てくるスコーピオンとの戦いは
シリーズが変わってからも続いていく(記憶にあるのは2回かな)。
ミスターXは出るたび強力になりながらその都度詰めが甘いんだな(笑)
第2話のパイカルもなんかスペシャル版で復活してましたっけ。
もう最近のは観てないからよう知らんけど。
ハードボイルド的なのは実質1,2、4~6、9話ぐらいかな。
このあたり結構好きなんだけどねえ。
第4話の「脱獄のチャンスは一度」なんか大好きだし。
次元がちょくちょくやってきて不二子がちゃちゃ入れて。
坊主に化けて次元がやってきてタバコの火をつけるとことか。
ルパンの信念とプライド、次元との友情が感じられるいいエピソード。
次元が主人公のエピソードはないんだよな、第1シリーズは。
ハードボイルドなんだけど結構コミカルさもあったり。
第5話でアメリカから来た早撃ちキッドと言いながら、全くアメリカ人らしさはないとか(笑)
ドジも踏んだり全シリーズで次元のキャラが一番好きなんだよねえ。
五ヱ門はとにかく第5話の登場がインパクトあったなあ。
第5話も音楽の使い方とか含めいいエピソードだと思う。
峰不二子は第2話のパイカル、第9話のブーンとのエピソードが印象的。
ボーイッシュなキャラになってからの第13話「エメラルドの秘密」も好きだなあ。
銭形警部は第15話のヨーロッパへ行こうと最終回の「黄金の大勝負」の活躍かねえ。
ピート・マック・ジュニアの歌うエンディングテーマも忘れ難く、
何回でも観れちゃうんだなあ第1シリーズは。そのうち1話ずつ分析してみよ。