日活映画「看護女子寮 いじわるな指」を観る

1985年公開の日活ロマンポルノ。
まあこの時代になると厳密に言えば会社は「にっかつ」だし、
ロマンポルノというよりはピンク映画的要素の方が強いのだが、
裸が観たい人間にとってはそんなことはどっちでもいいわなあ。
主演は毎度おなじみ泉じゅん。他はあんまり知らん。顔は見たことあるような。

あらすじ

とある場所にある看護婦寮「聖エリザベス看護女子寮」。
「聖」か「性」か知らんがここにある一人の看護婦が帰って来た。

その女性の名は井上由紀(泉じゅん)。まあ普通の名前だ。
若い看護婦たちはただのオバンじゃんと平気な顔で言うが、
寮長は由紀のご乱行のために何人も寮長が消えていったことを知っている。

さっそく縄梯子を貸して逢引きを手助けしたり、
若い看護婦とレズりだすわでやりたい放題の由紀。

しかし、警察官の元夫が職権乱用で寮にやってきて
あれこれ入り乱れての大騒ぎとなってしまう――てな感じの話。


感想

ま、特にどうということはない。
一つの空間に流れ者がやってきて騒動が巻き起こる。
そこに裸とセックスシーンがあるだけの話。

そう言っては身もふたもないのだが。
この頃になると初期にあった「映画」感はほぼない。
低予算ピンク映画だけれどその分アイデア勝負みたいな。

看護婦の女子寮なんて昔入ったことあるけど狭かったなあ。
この映画ほど広くはなかった。場所によって違うだろうけど。

脚本の吉本昌弘さんは2年後に「ママはアイドル!」を書く。
もの書きは何でも書けんとあかんのよねえ。

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