女番長シリーズ7・東映映画「女番長 玉突き遊び」を観る

1974年公開の女番長シリーズ最終作。
本当は第6弾「タイマン勝負」の方が後だったが、
主演の叶優子が撮影中にケガをしたため、結果的に本作が最終作となった。

あらすじ

二年ぶりにシャバに戻ってきた牧今日子(叶優子)。
かつて不良集団・血桜グループの女番長として鳴らした今日子は、
宿敵であるカトレア会の女番長・三奈(衣間遼子)をサシでボコボコにし、
少年院送りとなっていたのだ。

今日子はかつての仲間、ユキ(藤山律子)と再会。
今日子が少年院に行ってからの血桜グループはボロボロ。
カトレア会の奴らは優雅な生活をしていることを知る。

当然のごとく、今日子は仲間を集め新しいグループを結成。
一方、今日子に復讐を誓う三奈は情婦の小池(菅貫太郎)のバックに控える
立花組(安部徹)の力を借りてグループ壊滅に力を注ぐ。

そこに密輸ダイヤを巡る陰謀が絡み、血で血を洗う全面戦争に突入していく――という話。


感想

池玲子も杉本美樹も出ないフレッシュ感満載の作品。
ま、そうはいってもやってることは大差ないのだが(笑)

ドラマを支える悪役陣が豪華絢爛。
安部徹、菅貫太郎、金子信雄、名和宏、志賀勝。
何の文句があるものか(笑)

砂浜に対立相手を埋めるわ、爆破連発するわ、
アクション度合いはシリーズの中でも派手かも。
裸で水遊びする姿はさながら日活青春映画のようだ(笑)

極めつけは星まり子が歌う挿入歌「泣くなオッパイちゃん」(笑)
もうちょっとマシなタイトルは付けれんのか。
しかもこれが幼い感じの人が歌うならまだしも、
長身で濃い感じの人がナイトクラブで歌うもんだから尚更。

ま、なんやかんやでオモロい映画ではある。

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