1972年公開の日活ロマンポルノ。
監督は西村昭五郎、脚本は名手・中島丈博。
主演はロマンポルノ初期のスター・白川和子と山科ゆり。
あらすじ
めっちゃ大富豪でデカい屋敷に何不自由なく暮らしている兄妹。
ええなあ親から莫大な遺産を引き継げる人は。
その兄・一彦(高橋弘信)が結婚することに。
盲目の妹・綾子(山科ゆり)は愛犬ジェロニモとともに祝福する。
ところが、新妻・響子(白川和子)はヨーロッパへの新婚旅行から帰ってすぐに突如失踪。
どないなっとんねんと一彦は響子を探すが見つからない。
しかし、半年が経ったころ、響子が医師とともに帰って来た。
医師の説明では響子は記憶喪失になっているというのだ。
帰って来た響子は以前とは違い、夜の生活も激しくなっていた。
そんな響子に綾子は別人との疑いを持つのだが――という話。
感想
官能ミステリっていえばいいのかね。
近親相姦あり、レズはあり、まあソフトに何でもあり。
まあミステリとエロというのは基本的に相性がいい。
入れ替わって財産目当てにやってくるってのは今でもあったりして。
死体が発見されるところなんかはなかなかホラーである。
兄貴のキャラは今ひとつわからんけどね。
タイトルだけ見たらテレビ連続時代劇の一つの回にあってもおかしくない感じ。
しかし大丈夫か、この兄妹って感想しか残らない(笑)