日活映画「妻三人・狂乱の夜」を観る

1972年公開の日活ロマンポルノ。
監督は小沼勝、主演は一応田中真理。

あらすじ

高級住宅街にある三島家の屋敷。
ここでは女三人による争いが繰り広げられていた。

三島家の主・太郎は助手と関係を持った妻と離婚していた。
当時妾だった典子(二条朱実)をめでたく本妻にしたが、
以前からの女中・君子(原英美)にも手を出していた。

三島総合病院の医師として太郎の仕事を手伝う嵩は
典子からも君子からも色目を使われ大変。

しかし、嵩は昔付き合っていた悦子(田中真理)と再会。
よりを戻して結婚し、男2人・女三人が同居するいびつな展開に。

そしてそれぞれが殺意を持ちながら、問題の夜を迎える――という話。


感想

艶笑コメディでもありサスペンスでもある不思議な作品。
原英美演じる女中のキャラが濃すぎて目立ちまくる。

女中なんだけど全く女中に見えない。
生卵を額で割って目玉焼き作ったり、太郎も嵩も誘惑。
挙句の果てにどっちの子どもでもいいから産むという。

そりゃ殺意持たれるでしょ(笑)
そんなこと知ってか知らずか酒を飲み始めたら
山本リンダ「どうにもとまらない」が流れ踊りまくる(笑)

顔も濃いけどやることも濃い。
結末はまあ…こんなとこだろうねえって感じ。

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