サスペンスの名作映画「ジャガーノート」を久々に観る

昼に休憩がてら映画「ジャガーノート」を久々に観る。

あらすじと感想

1974年イギリス映画。ハリウッドとはまた違った感じの独特なテイスト。
監督はビートルズ映画や「三銃士」を撮ったリチャード・レスター。
一番いい時期の作品である。

主演は「ハリーポッター」で校長役をやってたリチャード・ハリス。
カサンドラ・クロス」や「ワイルド・ギース」など出演作は結構観てる。
本作ではパイプ姿がやたらと似合っている。

その他「ドクトル・ジバゴ」のオマー・シャリフ、
「エレファントマン」フレディ・ジョーンズや
「エイリアン」イアン・ホルムなどなかなかのメンバーだが、
なんといっても注目は髪の毛フサフサ(とも言い難いが)
レクター博士、アンソニー・ホプキンスである。

まだこの頃は全然知名度がないが、
それでも重要な役どころを務めている。
パッと見ただけではわかりにくいけど。

航海に出発した豪華客船ブリタニック号に、
爆弾を仕掛けたとの電話が船会社専務に入る。
リチャード・ハリス率いる海軍の爆弾解体チームは、
ブリタニック号に向かい犠牲者を出しながら爆発物処理に挑む。

一方、レクター博士じゃなかったジョン・マクロード警視
(そんなテレビ番組なかったっけ? マクロード警部かあれは)の
アンソニー・ホプキンス率いる警察は、ロンドンで犯人逮捕に全力を挙げる。

この映画の最大の見所は、後の作品に多大な影響を与えた
爆弾処理における「赤か? 青か?」
どちらの線を切れば爆弾解除できるのかを初めて描いた点である。
今日においては様々な形で応用されているが、オリジナルはこれである。
まあ必要性もないのに似たようなやり方する作品もあるけど。

この時代、ハリウッドでも「タワーリング・インフェルノ」や
「ポセイドン・アドベンチャー」などいわゆるパニック映画全盛だったわけだが、
それにひけを取らないイギリス映画である。

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