ハードボイルド映画「グロリア」を久々に観る

1980年公開のアメリカ映画。
監督・脚本はジョン・カサヴェテス、主演は嫁はんジーナ・ローランズ。
音楽は「ロッキー」のビル・コンティ。
1999年には監督シドニー・ルメット、主演シャロン・ストーンでリメイク。

あらすじ

ニューヨークのサウスブロンクスで起きた一つの事件。
組織を裏切り金の一部を着服した会計係一家が皆殺しに。

その寸前、コーヒーをたかりに行った隣室のグロリア(ジーナ・ローランズ)。
すでに殺される予感があった会計係から息子フィルを押し付けられる。

これが彼女の人生を大きく変えていくことに。
フィルは組織の隠し帳簿を持っていたのだ。

かくしてグロリアはくそ生意気なフィルを連れての
ニューヨークを舞台にした組織からの死の逃避行に――という話。


感想

話はいたって単純で巻き込まれ型サスペンスというか
人情味あふれるハードボイルドというか。

なんちゅうてもジーナ・ローランズの存在が大きい。
ショーガールあがりのギャングの情婦という設定がまたいい。

そしてガキのくせに生意気なフィルはラテン系なのが
こんな奴いそうって感じでまた素晴らしい。

なんでこんなやつ連れて逃げなあかんのよって話だが
それこそがドラマですがな、ねえ。

ファッションも似合うんだな、この人ならではって感じで。
いつでもどこでもハイヒール(笑)スニーカーじゃないところがいい。

おばはんって言ったら失礼だけど
おっさんと少女の組み合わせはまあ結構あるような気はするが
おばはんと少年にしたのが大正解ですわな。

何でもネタが大事なのよ。
しかし、拳銃とタバコが似合うなあ……

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