マカロニウエスタン・映画「拳銃のバラード」を観る

1967年製作のマカロニウエスタン。
あんた誰みたいな人達ばかりだが結構イケてる作品。

あらすじ

舞台は西武の町マリンタウン。
ここに牢獄上がりのクッド(アントニー・ギドラ)が現れる。

彼は町を支配するエル・ベドージャに父を殺され、
無実の罪を着せられ15年もの間投獄されていたのだ。

暴虐の限りを尽くすペドージャを倒すため、
クッドはニグロスという若いガンマンと手を結ぶ――という話。


感想

期待してたより面白かった。
音楽がなんせかっこいい。

主演はほんとアンタ誰やねんって感じの人。
ギドラといえばキングギドラしか連想せんわいな。

しかし、アクションはそれなりにイケてる。
ニグロスちゃんもまあまあこんなとこちゃう。

大ボスのペドージャを演じているのは監督・脚本も手掛けているのね。
アルフォオ・カルタビアーノって人。知らん。
知らんけど片手でウィンチェスター銃を器用に撃ちこなしてくれる。

駅馬車の襲撃はしょぼいと言えばしょぼいけど
どっから顔出しとんねんってとこが面白いかな。

悪をぶっ潰すために動機は違えど
目的が同じな二人が手を結ぶ、というのはマカロニ伝統のあり方ですな。

ベタと言えばベタだが、そういうのも大事。
粗製乱造されたマカロニウエスタンの中でも隠れた一本と言えるのでは。

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