イタリア映画「流されて」を久々に観る

1974年製作のイタリア映画。
1986年にはパート2、
2002年にはハリウッドでマドンナ主演「スウェプト・アウェイ」でリメイク。

あらすじ

地中海に大型ヨットを浮かべバカンスを満喫中のブルジョアたち。
その一方で召使のように働く船員たち。

ある日、金持ちマダム・ラファエラ(マリアンジェラ・メラート)と
船員のジェナリーノ(ジャンカルロ・ジャンニ―ニ)が乗ったゴムボートのエンジンが故障。

漂流したあげく、小さな無人島に辿り着くが食料もなんもなし。
いつものようにラファエラはジェナリーノに命令するがシカトされる。
いつしか主従関係は逆転し二人は愛し合うようになる――という話。

感想

つかの間の人間性の開放映画というか何というか。
大事なものを得たようで結局人間は楽をしたいものなのだ。

演技が下手だとただの通俗的なものになりかねない話を
崇高な愛の話に高めている主演2人の演技はさすが。
舞台俳優として豊富なキャリアを積んだだけのことはある。

監督のリナ・ウェルトミューラーは女性監督のはしりかな。
こういうシチュエーションドラマはかえって新鮮かもしれんねえ、今。

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