1976年公開の名作サスペンス映画。
イタリア・イギリス・西ドイツ合作で製作。
出演はソフィア・ローレン、リチャード・ハリス、
バート・ランカスター、マーティン・シーン、OJシンプソンと豪華。
音楽はジェリー・ゴールドスミスとこれまた豪華な布陣となった。
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あらすじ
スイス・ジュネーブの国際保健機構が数名の過激派ゲリラに襲われた。
銃撃戦の中、ゲリラの一人が開発中の細菌兵器の培養液を浴びてしまう。
ゲリラは逃亡し、ストックホルム行きの特急列車に乗り込む。
列車には医師のチェンバレン(リチャード・ハリス)、
元妻のジェニファー(ソフィア・ローレン)たちが乗車していた。
アメリカのマッケンジー大佐(バート・ランカスター)は
細菌兵器開発を隠蔽したい上層部の圧力を受けて、
カサンドラ鉄橋で列車事故を装い、乗客もろとも犯人抹殺を企てるのだが――という話。
感想
久々に観ても抜群に面白い。
何よりかにより「細菌を浴びたゲリラが列車で逃亡」というアイデアの秀逸さ。
それにとどまらず列車に乗り合わせた多彩なキャラクターの良さ。
アクション&サスペンス、そして愛。
このテの映画の良さというかエッセンスが詰まりまくっている映画。
しかし、「ジャガーノート」といい、リチャード・ハリスはこういう作品が似合う。
ソフィア・ローレンは一番好きな女優かな。顔がどストライク。
アクターズスタジオの創始者、リー・ストラスバーグも出演。
70年代流行したパニック映画の範疇にとどまらない名作サスペンスだと思う。