1965年公開のマカロニウエスタン。
監督はもちろんセルジオ・レオーネ。
前作「荒野の用心棒」の大ヒットに続けとばかり製作。
クリント・イーストウッドにリー・ヴァン・クリーフ、
クラウス・キンスキーと役者もそろっている。
音楽はこれまた当然エンニオ・モリコーネ。
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あらすじ
賞金稼ぎの「名無し」(クリント・イーストウッド)。
名前ぐらいつけたれやと思うのだが、それでは謎めきませんわな。
そして殺人犯インディオを追っているモーティマー大佐(リー・ヴァン・クリーフ)。
この二人が毎度おなじみエル・パソの街にやってくる。
インディオ一味をぶっ潰すため、二人の賞金稼ぎは
協力し合ったり出し抜いたりしながら一味を追い詰めていく――という話。
感想
久々に観てもやっぱりリー・ヴァン・クリーフはかっこいい。
登場シーンの素晴らしいこと。
馬のところからライフル取り出して逃げるやつを撃つ。
普通、人間撃ってはい終わりなのだが馬を狙って撃っている。
そして歯が抜けてて怯えまくる男を平然と撃つ。
しかし、まだこのシーンは終わらない(笑)
なんとわざと急所を外して撃ってるから
よせばいいのに男は立ち上がり大佐に発砲。
当たらねえんだなこれが。当たり前だけど。
大佐はその間に別のライフル?かあれは、
なんせ取り出し組み立てながら余裕の表情。
そして額をズドーン! どんだけSなの、アンタ。
またパイプをくわえている姿がやたら渋い。
この作品から一躍スターダムにのし上がるんだよねえ。
それに比べてクリちゃんはねえ、やっぱり線が細い(笑)
「荒野の用心棒」「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」と合わせて3部作という感じだが、
まあ一番まとまりがあって一番印象が薄いというか、個人的には。
バランスが良ければいいというものではないのよねえ。
ものづくりは難しい。