江波杏子主演・加藤泰監督東映仁侠映画「昭和おんな博徒」を観る

1972年公開の東映仁侠映画。
主演は江波杏子、監督は加藤泰。
松方弘樹、天知茂、遠藤辰雄などが出演。

あらすじ

雨の降りしきる淋しい商店街。
一人の女が相手の素性を確かめ刺殺する。

女の名はお藤(江波杏子)。
一年前に罠にはまって殺された巽(松方弘樹)の女房だ。

巽は病気で身を引こうとしていた
堀川一家の伊之助(水島道太郎)から二代目に指名されたが
それを良しとしない兄貴分の森戸(渡辺文雄)や
堀川の縄張りを狙う大田原(山本麟一)に殺されてしまったのだ。

巽の死にはからずも関わってしまった島崎(天知茂)の助けを得て
お藤は大田原のもとに復讐に乗り込んでいく――という話。


感想

人気絶頂の藤純子の引退に伴い、
「緋牡丹博徒」の二匹目のドジョウが欲しいと願って製作されたもの。

いろいろなものが製作されたが、結局成功例はなし。
ま、そう簡単に二匹目のドジョウはおらんのだ。

加えて監督と主演の間がうまくいかなかったらしく
トラブル続きで大変だった模様。

評論家などにもボロクソ言われた作品だが、
そこまで悪くないと思うんだけど。

冒頭の入り方がインパクト大。
現在→過去→現在という構成。

昔の大岡越前とかに出てくる江波さんは好きなんだけど。
うーん、なんだろね。声かなあ。
やっぱり矢野竜子ってキャラにはかなわんね。

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