1973年公開のアメリカ映画。
西部劇というよりマカロニウエスタン的な感じ。
主演は「ジャガーノート」のリチャード・ハリス。
結構好きな俳優さん。ゾンビのごとく復讐していく。
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あらすじ
リチャード・ハリス演じるテキサスの保安官は法と秩序大好き男。
この町では暴力をはびこらせることはない、彼はそう誓っていた。
ところが無法者一味が毎度おなじみ銀行を襲撃。
ハリさんは非暴力主義を貫き手下どもを捕えることに成功。
しかし、そんなことにめげない無法者のリーダーは
ハリさんの息子を人質に脱出を図る。
そこにハリさんの妻が息子を返して!
とばかりにしがみついたのはいいがあえなく射殺される。
さらに息子を邪魔じゃボケとばかりに馬で轢き殺すという暴虐ぶり。
ここまでやられて非暴力もくそもあるかとばかりに
ハリさんは無法者を追う復讐の旅に出るのだった――という話。
感想
マカロニウエスタン故郷に帰るみたいな話。
70年代前半のアメリカの混沌ぶりが反映されているというか、
わかるようなわからんような展開と中身がある意味必見。
何か知らんが突然目が悪くなったり、
どうなんのかと思ったら知らん間に治ったり(笑)
そこ、なんも説明なしかいみたいな。
また、配役があんた他のところで悪人やがなって人が善玉(笑)
マックイーン主演「ゲッタウェイ」の殺し屋、アル・レッティエリ。
アンタが実は……みたいな展開を期待してたのにねえ。
まあ、スカッとするとはお世辞にも言えんが
これも時代のなせる業かなあという感じのする内容の作品。