鶴田浩二・高倉健主演東映映画「顔役」を観る

1965年公開の東映映画。
主演は鶴田浩二、高倉健。監督は石井輝男。
もともと深作欣二監督の予定だったが、
脚本の笠原和夫と揉めて収拾がつかずピンチヒッターとなったもの。

あらすじ

関東城政会の中神(鶴田浩二)と早見(高倉健)は
会長(安部徹)の命令で、埋め立て地整地権獲得に奔走。

同じ場所を関西同志会が狙っており、
関西のやくざが関東に進出するのを阻止するためでもあった。

妨害にあいながらも中神と早見は
埋め立て地を手に入れ工事を始めるが、
工事が進んだ段階で酪農地にすると聞かされていた土地が
住宅地として開発されていることに驚く。

裏で絵をかいていた花岡(天知茂)の差し金で、
中神と早見の部下は殺され、会長も殺し屋の凶弾に倒れる。

関東城政会を我が物にしようとする花岡に
立ち向かう中神だが、早見と対決する羽目に――という話。


感想

鶴田浩二の妻役が佐久間良子(なぜだか盲目)、
高倉健の元恋人が三田佳子、待田京介と付き合う藤純子。
その他、大木実や長門裕之などなど正月映画らしい豪華な出演陣。

もっともストーリーはさんざん揉めたあげく
なんとか引き取ってまとめたものだけに少々強引。

部分部分は悪くないものの、
それいるかねえというシーンやカットがなくもない。

まあラストはそんなとこでしょうねえ、って感じ。
素晴らしく強引だけど(笑)

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