高倉健主演・東映映画「網走番外地 吹雪の斗争」を観る

1967年公開の東映映画。
網走番外地シリーズ第10弾。
一応シリーズ最終作。
主演はもちろん高倉健、監督は石井輝男。
副主人公の安藤昇さんが監督のやり方に怒って帰ったため、
ラストシーンが大きく変わった作品として知られる。

あらすじ

敗戦直後の網走。
刑務所に入った橘(高倉健)は
人減らしされかかっていた吉(石橋蓮司)を助ける。

それを根に持った牢名主のデカ虎(戸上城太郎)と
マムシ(菅原文太)は刑務所長の青鬼(関山耕司)と組んで
橘を事故に見せかけて殺そうとするが逆に大ケガをするはめに。

懲罰房にぶち込まれた橘は、
抜け穴を発見し瀕死状態のマルコフと会う。

マルコフは橘の父とともにスパイの罪を着せられた男だった。
橘の父は貿易会社の社長だったが、
乗っ取りをたくらんだ南海(中谷一郎)の裏切りで
憲兵隊の拷問を受け、自殺に追い込まれていた。

橘は父を追い込んだ憲兵隊長を殺し、
逃亡13年の末に捕まり網走刑務所に来たのだった。

橘は吉の助けを借りて脱獄し、
ナイフ使いの轟(安藤昇)やマキ(梅宮辰夫)、
タニ―(谷隼人)、辰(山本麟一)と知り合う。

南海の屋敷に乗り込んだ橘は、
かつて将来を誓った雪子(宮園純子)が
今では南海の妻になっていることを知った――という話。


感想

なんやかんやで豪華メンバーが出演。
安藤昇さんが途中で帰ったというから
どんだけ吹替があるのやらと思いきや、
結構最後まできっちり映っている。

ラストの方は確かに違うけど。
そこまでストーリー的に違和感は感じない。

弥七とお新がすでに夫婦に(笑)
この頃は中谷一郎さんも菅原文太さんも悪役やってたのね。

そういうところを観るのも楽しみの一つ。

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