1972年公開のさそりシリーズ第2弾。
前回から1年後ぐらいの設定で、時間軸は続いている。
主演はもちろん梶芽衣子、出演は白石加代子、賀川雪絵など。
刑務所は前回に引き続き、渡辺文雄、室田日出男などおなじみ。
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あらすじ
前回の脱獄と事件から1年あまり。
ナミ(梶芽衣子)は独房に繋がれボロボロにされていた。
法務所の役人(戸浦六宏)が視察に来るというので
ナミを表に出した郷田(渡辺文雄)だったが、
前回つぶされた右目だけでなく左目をつぶそうとする
ナミの突きをからくも避けるも、役人はしょんべん漏らすし
女囚は暴れるしで、栄転間近の郷田はさっぱりわや。
報復とばかりにナミたちに強制労働をさせ、
任務じゃとばかりに刑務官にナミをレイプさせる。
ところが、ナミと囚人は一瞬のスキをついて脱走。
哀れ、仕事でナミを犯した一人は丸裸で
股間に丸太をぶち込まれ無残な姿態姿で発見される。
そこからはロードムービーのごとく
川下りなどで逃走しまくり。
果たしてナミたちの運命は?――という話。
感想
「恨み節」が鳴り響く中、
相変わらずナミはほとんどしゃべらない。
こんだけセリフなしで人気を得たキャラはほかにいないだろ。
相変わらず独特の演出。
前作からわずか4か月後に公開されてるんだから、
人気の程がうかがえるし同時に撮影所にも体力が
あった証拠と言えるかもね。