1970年公開のアメリカ映画。
主演はライアン・オニールとアリ・マックグロー。
ヒッピーにサイケデリック、フリーセックスの時代に
愛の純粋さを描き、大ヒットを記録した。
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あらすじ
オリバー(ライアン・オニール)が最初に
ジェニー(アリ・マックグロー)と出会ったのは大学の図書館。
2人はやがてお茶を飲みに行くようになったが、
名家のオリバーとイタリア移民の菓子屋の娘・ジェニーとでは
身の上にだいぶ違いがあったがそれがかえって2人を盛り上がらせた。
アイスホッケーの選手であるオリバーの応援をするジェニー。
バロック音楽が趣味のジェニーの演奏を聴きに行くオリバー。
深い中になる2人だったが、
ある日ジェニーが突然フランスに行くと言い出す。
音楽の勉強をしに行くという名目だったが
ジェニーはこの恋愛がいつまでも続くとは思わず
自ら身を引こうとしたのだった。
しかし、オリバーはジェニーにプロポーズし、
両親に彼女を引き合わせる。
もともとそりの合わなかった父(レイ・ミランド)は
結婚するなら援助を打ち切ると宣言する。
2人は働き貧しい日々が続いたが、
オリバーが法律事務所で働くことになり、
ニューヨークに2人で移り住む。
新しい日々が始まり、幸せだった2人だが
ある日、オリバーは医師からジェニーの命が
残り少ないことを告げられる――という話。
感想
フランシス・レイの音楽が印象的な本作。
最後に理解を示した父にオリバーが告げる
「愛とは決して後悔しないこと」は名セリフ。
ベタと言えばベタだが、構成が上手い。
オリバーの視点で回想の話に持って行ったのが大正解。
セントラルパークのスケートリンクの雪景色が効果的。
雪の中でのデートのシーン、いいよねえ。
主演の2人も当時はまだ駆け出し時代。
ライアン・オニールは後に超モテ男。
アリ・マックグローはマックイーンの嫁はんに。
離婚したけど。
原書持ってたんだよなあ、エリック・シーガルのやつ。
読んでないけど(笑)
英語ばっかりだもの(当たり前か)。
確か続編というか「続・ある愛の詩」って映画も
昔深夜に観た覚えがあるんだけど、あまりにひどくて
途中で寝てしまって結末は知らない。
キャンディス・バーゲンだったかな、相手役が。
ま、アメリカン・グラフィティもパート2はひどかったし。
続編なんて作るもんじゃないのよね。
それにしても直球勝負がなんやかんやで一番強いとわかる作品。