1983年公開のアメリカ映画。
監督はアラン・J・パクラ、主演はメリル・ストリーブとケビン・クライン。
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あらすじ
時は第二次世界大戦終戦から2年後の1947年。
作家になる夢を抱いてニューヨークを目指した一人の若者がいた。
彼の名はスティンゴ(ピーター・マクニコル)。
ブルックリンの安アパートに落ち着いた彼は、
ソフィー(メリル・ストリーブ)とネイサン(ケビン・クライン)から夕食の招待を受ける。
ところが、彼が目にしたのは二人の罵り合い。
それが二人との奇妙な出会いだった。
やがて3人は親友同士の付き合いを始めるのだが、
ソフィーとネイサンには悲しく暗い過去があった――という話。
感想
タイトル通り「ソフィーの選択」はまさに究極の選択。
なぜかという点はぜひ映画を観て確認してもらった方が。
メリル・ストリーブはこの映画でアカデミー賞主演女優賞を獲得。
そりゃそうだ。納得。
30分にわたるナチスの収容所アウシュビッツの回想シーンは圧巻。
一方、当時まだ無名ともいえるケビン・クラインがまた上手い。
一種の狂人ともいえるネイサン役を魅力的に熱演。
舞台では知られていたとはいえ映画初出演だもんねえ。
ここからローレンス・カスダンと組んで「再会の時」か。
ソフィーとネイサンに目が行きがちだが、
基本はスティンゴの成長物語であることも忘れてはならない。
こういう見せ方って大事だよねえ。
ただ年上の女性と知り合って童貞喪失しました、じゃないから。
そう考えるといろいろ応用できますわな。