1975年製作のシリーズ第30弾。
ラストのストップモーションが印象的。
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あらすじ
エレクトロニクスの天才ハロルド(オスカー・ベルナー)。
彼はとある電子工業の社長だが、
それは会長のマーガレットの娘エリザベスと結婚したからだ。
ハロルドは会社の金を湯水のごとく使い、
自宅を最新の警備システムで固めまくり
趣味のビデオモニター室まで作っていた。
マーガレットは会社を私物化しているハロルド大嫌い。
しかし、足が悪く車椅子の生活を余儀なくされている
エリザベスがハロルドを愛しているから黙認していた。
しかし、ハロルドは浮気しまくり。
その証拠をつかんだマーガレットは堪忍袋の緒が切れた。
それに感づいたハロルドは最新装置を活かし
アリバイを偽装しマーガレットを殺害。
コロンボはビデオを見返すうちにあることに気付く――という話。
感想
エリザベスを演じるジーナ・ローランズがいい味。
プライベートでも親友のピーター・フォークと
息の合ったところを見せてくれる。
ハロルドを演じたオスカー・ベルナーも
憎々しい犯人役を好演。
コロンボ史上でも唾棄すべき犯人役となっている。
インタビューによればピーター・フォークは
この話をお気に入りの一つに挙げているらしい。
少々最後の方が慌ただしい感じもするが
よくできたエピソードだと思う。