1974年製作のシリーズ第22弾。
ゲストはまたまたジャック・キャシディ。
探偵マイク・ハマーの生みの親、ミッキー・スピレーンも出ている。
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あらすじ
ベストセラー作家のマロリー(ミッキー・スピレーン)。
彼は売らんかな主義の編集者ライリー(ジャック・キャシディ)に
たいがい嫌気がさしていた。
ある日、マロリーは契約が切れるのを節目に
自分の書きたいものが書きたいとライバル出版社に行こうとする。
そんなことされたらたまったもんじゃないライリーは、
ライバルに渡すぐらいなら殺すしかないと殺害を決意。
ついでに掛けてた保険金上げといて、それもいただけてなもんである。
ライリーはベトナム帰りで爆弾得意なエディに殺人を依頼。
エディはきっちりマロリーを射殺。
ところがライリーによって爆弾づくりのミスで
爆死したように見せかけ殺されてしまう。
やれやれ終わった、これで問題ないやろと
思っていたら毎度おなじみコロンボはしつこい。
コロンボはどうやってライリーの犯行を見抜いたか――という話。
感想
短いエピソードながら斬新な映像や
複雑な構成で結構評価の高い作品。
これ時間長い方がよかったような。
この作品で何が面白いかというと
ミッキー・スピレーンが演じた役と本人のギャップ。
低俗なハードボイルドには飽きたといいながら
本人はそのジャンルで一世を風靡したのだ。
しかも「赤狩り」の風潮に乗った形で。
オメーが言うなという感じだがそこはドラマなので。
ま、そんな部分を楽しむのも面白さの一つでは。