2000年公開のアメリカ映画。
ニューヨークに実在するクラブ「コヨーテ・アグリー」がヒント。
2000年版「フラッシュ・ダンス」と呼ばれ大ヒットした。
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あらすじ
21歳になったばかりのヴァイオレット(パイパー・ペラーボ)。
生まれ育ったニュージャージーから、大都会ニューヨークへ。
彼女の夢は歌手になること。それは幼い頃に亡くなった母の夢でもあった。
売り込みを始めるヴァイオレットだが、ことごとく空振り。
所持金も底をついた彼女は、カフェで出会った女性に興味を持つ。
その女性が働いているというクラブ「コヨーテ・アグリー」に
開店前に訪れるヴァイオレット。
そこには意志の強そうな女、リル(マリア・ベロ)がいた。
内心ビビりながら働きたいと申し出たヴァイオレットに、
リルは一番店が混む金曜夜11時に来るよう指示する。
指定された通り店を訪れるヴァイオレット。
そこは見たこともない別世界の空間だった――。
失敗を繰り返しながら成長していくヴァイオレット。
夢を求めて大都会に来た彼女にチャンスはやってくるのか?--という話。
感想
劇場で観たときは感動したなあ。
無理のない構成、設定の良さ、メリハリの効いた演出……
夢を追いかけることの大変さと、
夢を掴むことの輝きを余すところなく教えてくれる映画。
ジェリー・ブラッカイマー製作の映画って
ホント普遍的なものを教えてくれることが多い。
「フラッシュダンス」も作ってるしねえ、そういや。
主演を取り巻くメンバーそれぞれに味があるし。
特に主人公のおとっつあん役ジョン・グッドマンの素晴らしいこと。
世の中、こういうオヤジばかりやったら児童虐待も起きませんで。
音楽シーンから何から素晴らしい本作なのだが
その後発表された完全版になると面白さが半減。
冗長なスカスカ映画になってしまうんだな、これが。
ディレクターズカット版がいいとは限らんのよね。
見比べてみるのも一興。