深作欣二36・東映映画「資金源強奪」を久々に観る

1975年公開の東映映画。
主演は北大路欣也、監督は深作欣二。
毎度おなじみピラニア軍団、太地喜和子などが出演。

あらすじ

武司(北大路欣也)は八年前に羽田組幹部・国吉(名和宏)の命で
対立する組長を射殺し刑務所に送られた。

服役中に武司は組から現金強奪計画を立て、
出所後に刑務所で知り合った別所(川谷拓三)と
熊吉(室田日出男)を仲間に引き入れる。

三人は組の花会を襲い3憶5千万を奪って逃走。
一年間は金に手を出すなと誓い合うが――という話。


感想

ちょっとコミカルさもあるアクション活劇。
監督のクレジットも「ふかさくきんじ」とひらがな名義。

音楽まですっとぼけた感じで面白さ全開。
悪党たちの金欲まみれの展開が続いていく。

やくざが停職中の刑事に金取り返してこいってねえ。
その刑事がよりによって梅宮辰夫。
似合うんだなこれが、また。

どいつもこいつも金を狙い、
親分は親分で取られた金額を多めに言ったり。
金追ってた方が組んで奪い返しに行ったり。

だましだまされの展開が続くピカレスクロマン?
ていうよりドタバタアクションコメディの方が近いかな。

東映城のプリンス、欣也さんもこういう役は珍しいのでは。
もっと評価されていい映画だと思うんだけどねえ。

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