刑事コロンボ33「ハッサン・サラーの反逆」を久々に観る

1975年製作のシリーズ第33弾。
アラブの架空国の総領事と対決するコロンボの話。

あらすじ

舞台はロサンゼルスにあるアラブ某国の総領事館。
総領事のハッサン・サラーは開明的な若き国王が不満。
彼を支持する若者たちを弾圧するため謀略を考える。

サラーは警備隊長を殴り殺し、腹心の部下ハビブに命じアリバイ工作。
さらに金庫を爆破し若者たちの仕業に見せかける。

コロンボは金庫の具合に疑いを持つ。
目撃者の証言からハビブを探すが、事故死に見せかけハビブは消される。
サラーを犯人と考えるコロンボだが彼には外交官特権が――という展開。


感想

意外とよくできている作品。
手がかりの見つけ方が抜群で、特にハビブの事故死に関する部分は秀逸。
よういろんなアイデア考えるなあと感心。

やっぱり脚本家たくさん集めてアイデア合戦したほうがいいんかねえ。
ものにもよるやろけど、ミステリなんかは向いてるような気がする。

アラブの描き方はなんか単純だけど。実際抗議されたらしい。
なんでかというとアラブの伝統を重んじるサラーが悪く描かれているから。
まあミステリなんだから大目に見てくれやとも思うが、そうはいかんのでしょうな。

サラーとコロンボのやり取りも見どころの一つで、おすすめの作品。

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