マカロニウエスタン・映画「さすらいの一匹狼」を観る

1966年のマカロニウエスタン。

あらすじと感想

冒頭からスコープを覗く謎の主人公ハンク(クレイグ・ヒル)。
銀行輸送の金を強奪するのは毎度おなじみフェルナンド・サンチョ。
相変わらずむちゃくちゃ撃って護衛の人間を殺しまくる。

制服奪って護衛になりすまし銀行も襲撃しようと企むサンチョ。
なぜだか自分たち3人は別行動をとる。
そしてハンクにつけまわされ対決のあげく速攻死ぬ。
まだまだこの頃はサンチョも下っ端だったのかね。

で、ハンクの目的は5年前弟を殺したケネベックへの復讐。
ケネベックをおびき出すためあの手この手を駆使する。
ラストはケネベックとの撃ち合い。
スコープ付きカービン銃をわざと相手に渡し、
スコープを撃ち抜いて復讐を果たし街を去っていく。

まあ良くも悪くも主人公が泥臭くない。
ピンチらしきピンチもないし、傍観者的に相手を葬っていく。
このあたりは好みの分かれるところかもしれませんな。

マカロニウエスタンと言えばけったいなじいさんの存在がお約束。
この作品でも「あれはわしの金じゃ」と銀行にいちゃもんをつける。
しかしそれが嫌らしく聴こえない。
こういう爺さんって必ず赤ら顔だよねえ。
で、屋根に取り付けた鏡を反射させ街の様子を覗く。
こういった小道具の使い方もマカロニウエスタンの楽しみ。

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