東映時代劇映画「赤穂浪士」(1961年版)を久々に観る

1961年公開の東映時代劇映画。
東映創立10周年記念映画として製作された。

配役は
大石内蔵助……片岡千恵蔵
 千坂兵部……市川右太衛門
 堀田隼人……大友柳太朗
吉良上野介……月形龍之介
脇坂淡路守……中村錦之助
堀部安兵衛……東千代之介
浅野内匠頭……大川橋蔵
   伝吉……中村賀津雄
 大石主税……松方弘樹
 上杉綱憲……里見浩太朗
柳沢出羽守……柳永二郎など。

ザ・ダイジェスト版忠臣蔵。
驚くほど間がすっぽかされ一人一人の芝居が長い(笑)
歴史を学びたい人はある意味決して観ない方がいい作品。

面白い点としては最初の方にちょっとしか描いていないけど
柳沢吉保が吉良に「何しとんねん、もっと浅野いじめたらんかい」
手ぬるいんじゃボケ、とは決して言っていないのだが
まあそそのかしているシーンがあったりする。

また大石内蔵助と千坂兵部が旧友という設定は新しいというかなんというか。
主税の名付け親が千坂だったりそんなアホなという話だが
まあ片岡千恵蔵と市川右太衛門を同じぐらい出そうと思えば
そうするしかないんかもねえという話。

南部坂雪の別れなんて実際そんな話はないのだが
この頃の映像化の方が情感があっていいですわな。
やっぱり瑤泉院は大川恵子さんが一番似合いますな。

全体的にストーリーとしては結構イタい部分が目につくけれども
なんというか昔の豪華絢爛で映画が娯楽だった時代の空気、
出てくる出てくる当時のスターを懐かしむという点では最適の作品。

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