刑事コロンボ10「黒のエチュード」を久々に観る

1972年製作の第10弾。
ゲストスターはピーター・フォークの盟友、ジョン・カサベティス。

あらすじ

南カリフォルニア交響楽団の指揮者アレックス(ジョン・カサベデス)。
彼は同じ楽団のピアニストであるジェニファーと不倫していた。
彼女はアレックスに妻と別れ自分と結婚するよう要求する。
だがアレックスにとって妻の母は楽団の会長。
不倫がばれたら指揮者の座を追われるのは明白だった。

コンサートの日、会場を抜け出したアレックスは
ジェニファーを殺害し再びコンサート会場へ。
予定通りジェニファーの死は自殺と処理されるかと思いきや
コロンボ警部の推理はそれを許さない。
証拠がつかめない中、コンサート映像を見てコロンボが気づいたものとは?--という話。


感想

ゲストスターの存在感と優れた手がかりが印象的な作品。
ただ、何となく無駄に長い気がする。
それもそのはずで、この作品もともと90分用に考えられたものだからだ。
しかし皮肉にも書き足された脚本がエミー賞にノミネートされたのだから
世の中何が幸いするかわからない。

このエピソードでコロンボの愛犬が初めて登場する。
名前は「ドック」。そのままだ。
しかしそれ以外にふさわしい名前はないんちゃうかと
思うぐらいボーッとしてる犬。
レギュラーとは言えないがその後も時々出てくる
彼の活躍?にもご注目。

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