2001年出版の作品。映像化はまだなし。
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あらすじ
広島で手広く事業を行い
東京進出してきた観光会社の末娘が誘拐された。
身代金は5億円。
犯人の要求はそれをライバル会社の社長の口座に振り込めという。
岡山県牛窓の銀行で5億円を受け取った犯人はモーターボートで逃走。
しかし、大型クルーザーと衝突し沈没してしまう。
激怒した犯人は今度は6億円を
ライバル会社の東京支店寮に置けと連絡を入れる。
人質が無事に戻ったのを確認してから
十津川警部たちは踏み込もうとするが突然建物が爆発。
6億円は地下道を作っていた犯人たちにまんまと持ち去られる。
事件はこれで終わらず広島県尾道警察に
「しまなみ海道が炎に包まれる」と犯人たちが脅迫してきた。
主導権を握れず焦る十津川たちをあざ笑うかのように観光バスが爆破された。
十津川警部たちは事件の真相に迫れるのか?--という話。
感想
面白いといえば面白いのだが
たぶんこうなるだろうと予測もついてしまう作品。
なんでそうなるかというと犯人像になかなか無理がある。
事件の起こし方は面白いのだけど。
最後の終わり方もそう悪くないし。
2時間サスペンスに向いている原作だと思うけど
これまでなってないのは爆破シーンとかがあるからなのかな。
映像となると犯人見せないわけにもいかんし。