ドラマ原作・中町信「能登路殺人行」を読む

1992年刊行の書下ろし長編本格ミステリ。
2003年にBSジャパンでテレビドラマ化。
主演は西郷輝彦。柴田理恵、秋本奈緒美、石橋蓮司などが出演。

あらすじ

多門耕作は小さな探偵事務所の調査員。
酒も女も大好きで、うだつの上がらない独身男。

ある日、多聞は不倫調査の依頼で、和倉温泉にターゲットを尾行。
そこには、ライバルであり一度寝てみたいと思ってる女探偵、
晴代も別の調査でやってきていた。

キメてやる今夜、って昔の曲じゃないけれど
あちこち膨らませていた多門だが、
不思議な転落事件は起こるわ、殺人事件は発生するわでそれどころではない。

殺された女性の夫から調査の依頼を受け、
思いきり事件に巻き込まれた多門と晴代は、
なんやかんや言いながらも犯人探索に乗り出すが、
さらなる連続殺人が起きて、事件は意外な展開に――という話。


感想

原作は探偵事務所の調査員だが、ドラマでは京都に住む推理作家。
しかも20年前に新人賞受賞して以来、作品が書けず
「幻の推理作家」と呼ばれる存在とのこと。

まあ観てないから詳細は分からないけど、それはそれでありかも。
その他、設定から名前から違うみたい。
正確に言えば主人公側が違って、サブキャラ側は結構同じかな。

中町信さんといえば「追憶の殺意」。
殺意シリーズ、そういやまだ読んでねえなあ。
本作は途中までは晴代が犯人だったら面白いかも~と思いながら読んでた。
そのうちドラマと比べてみたい。

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