清水一行「同族企業」を読む

1974年出版の長編ミステリ。

あらすじ

新婚旅行で小豆島にやってきた遠藤悟郎。
ところが、新妻・恵梨子が突然の失踪。

なぜ恵梨子は失踪したのか。
悟郎の勤務する植田発動機はワンマン社長とその息子、
娘婿の常務を始めいびつな人間関係による権力抗争があった。

恵梨子もその争いに巻き込まれたのか。
やがて殺人事件が起こり、真相を追い求める悟郎は――という話。


感想

モデルとなったのはヤマハ発動機と言われている。
なんやろねえ、無理にミステリーにせんでもよかったのでは。

同族企業なら同族企業ならではの企業小説にした方がね。
結構分量がある割にはイマイチ内容がどっちつかずのような。

企業小説と推理小説の融合って試みはわかるんだけど。
この作品に関していえば無理にミステリーにせんでもなあって感じ。

しかし、いろいろ争いってのはあるもんですな…

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