1978年出版の記念すべきシリーズ第1弾。
猫を主人公にすえた設定が今なお斬新。
1979年に土曜ワイド劇場で初の映像化。
石立鉄男と坂口良子コンビが好評で6作続いた。
この後も単発・連ドラと多くのテレビドラマ・映像化作品がある。
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あらすじ
血を見るのが苦手で女性恐怖症のボンクラ刑事・片山。
その片山が羽衣女子大学で起きた殺人事件の捜査で
女の園に行くことになったからさあ大変。
片山は文学部長の森崎に学内に売春組織があることを知らされる。
被害者の女子大生はその組織の一員だったのだ。
ここの学生である雪子の協力を得て、
女子寮に泊まり込んで内定調査を進める片山だが、
そんな中、森崎が殺されてしまう。
片山は森崎が飼っていた猫のホームズを引き取り
雪子と共に事件の捜査を進めていくのだが――という話。
感想
久々に読んでもやっぱり面白い。
今読んだ方がかえって新鮮ちゃうかな。
シリーズ化を考えてなかったからバカバカ人は死ぬし、
実は――という話になるし。
したがって雪子のキャラクターは
土曜ワイド劇場の場合、共通点もあるし全然違う部分もある。
ま、それはシリーズを続けていく上では仕方がないのだが。
石立鉄男、坂口良子コンビよかったなあ。
特に土曜ワイド劇場版初期の坂口良子さんはものすごくキレイ。
娘は……やめとこ。