1999年出版の作品。
2011年にTBSで映像化。
Auto Amazon Links: プロダクトが見つかりません。
あらすじ
郵便配達の男が興味本位で開けた郵便。
そこから出てきたビデオテープには謎の映像が。
その後、新幹線の車内で爆弾が炸裂。うどん屋経営の男女が死亡。
十津川警部らはビデオテープを見た男からの通報で
犯行を指示したビデオの存在を知るが容疑者のアリバイは完璧。
やがて起こる連続殺人事件。
十津川たちはうどん屋夫婦が関わった過去の事件から
捜査を進め、事件の真相に迫っていくが――という展開。
感想
面白いと言えば面白いし薄いと言えば薄い。
また、ようわからんといえばそれも正しい。
要するにイマイチつかみどころのない作品。
結局、誰がどうやねんというところがすっきりしない。
もやもや~という感じがずーっとある。
十年目の真実って言われてもねえみたいな。
もうちょいすっきり組み立ててる方がええのでは。
映像化のゲストは遊井亮子、池内万作、山田純大。
遊井亮子の役は原作とは全然違う設定。
まあそれはそれでありかも。
さすがにビデオはDVDになってる(笑)
映っていたものもドラマの方がわかりやすいか。
舞台は原作では大阪と京都が出てくるが映像化では北九州。
見比べてみるのも一興。