鯱シリーズ1・西村寿行「赤い鯱」を読む

1977年10月~1978年6月にかけて
「週刊現代」に連載された作品。
鯱シリーズ第1弾。

あらすじ

リーダーで超能力者?の仙石文蔵、
手に入らない情報は何もない情報諜報係の天星清八、
これまた何でも集める物資調達係の十樹吾一、
機械類なら任せとけ科学技術係の関根十郎。
いずれも武道の達人で
あんたらはスーパーサイヤ人かみたいな4人が暴れまわるお話。

最初の依頼はアメリカ国防省。
時は冷戦時代、赤い国の長新鋭原子力潜水艦「赤い鯱」の
捕獲を依頼されるというとんでもない展開に。
報酬はゴルゴ13のごとく、スイス銀行に5000憶円。

4人は女を犯しながらKGBをぶち殺しながら
時には女で危機に陥りながらも依頼を遂行していく――。

感想

まあしかしとんでもない話。
よくこんな話が受け入れられたもんだと思うが
それが昭和といわれりゃ納得せんでもない。

女性のアソコにしびれ薬かましてる設定って
最近どっかで読んだ気もするような。
大藪春彦の「絶望の挑戦者」だったっけ。
きれいな女にはトゲがある。
メンバーのうち2人は引っかかったが
さすがに3人目は無理だった。
フィストファックならぬ足首ファックが炸裂する。
すげーな、おいおいの世界。

深海潜水艇アキメードに乗ってからの
展開がちょっと退屈かな。ていうよりよくわからん。
とにかくエロスとバイオレンスがてんこもり。
男ならぜひ一度は読んでおきたいおすすめの作品。

記事作成・ライティングに関するお問い合わせ・ご相談

コピーライター育成オンラインアカデミー

最近の投稿

テーマ別

ページトップに戻る