1989年出版の作品。
ゲーム感覚の犯罪に十津川警部たちが振り回される。
1997年に土曜ワイド劇場で映像化。
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あらすじ
中央商事でエリートコースを歩いていた長田。
ところが、突然金沢支店への転勤を命ぜられる。
明らかに左遷人事を招いたのは、愛人の存在。
長田は愛人を殺すべく列車トリックを用い、
彼女の部屋に向かうがすでに彼女は殺されていた。
動転した長田は予定通り元の列車に乗り込むが
そこで謎の女にアリバイ工作の資料をもらう。
その資料のおかげで長田は十津川警部の追及を逃れたものの、
今度は謎の女に弱みを握られ、別の事件の証人になるなど
どんどん深みにはまっていく――。
連続殺人事件の背後にいる黒幕の存在に気付く捜査陣だが
隙を見せない犯人グループの巧妙な動きに次第に焦りが――。
果たして十津川警部たちは事件を解決することができるのか?--という話。
感想
引っ張り方は相変わらずうまいが結末はあっけない。
ま、それしか方法はないといえばそれまでだがどんなもんだろう。
しかしこういったゲーム感覚で犯罪を起こす人間はおるやろねえ。
テレビドラマのゲスト出演は
秋本奈緒美、橋爪淳、黒谷友香、北村総一朗など。
結構いいメンツ。
秋本奈緒美さんといえば「ダイハード・エンジェルス」を思い出しますな。
あれもう一度観たいねえ。ていうかああいうのやりたい。