2010年出版の作品。土曜ワイド劇場で映像化。
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あらすじ
カリスマジオラマ作家の小島が多摩川で刺殺された。
傍には3連覇がかかったジオラマコンテストの出品作
「転車台のある風景」が燃やされていた。
捜査を開始した十津川警部は、ジオラマのモデルである天竜二俣駅に。
そこで2カ月前に小島が学生時代から好きな
女性が突然死していた事実をつかむ。
2つの事件には関連があるのか?
事件解決のカギは燃やされたジオラマにあると
考えた十津川警部は図面を参考にジオラマを再び製作し
小島の追悼企画で展示するなど罠を仕掛けるが
次の殺人事件が起きてしまう。
犯人の影がつかめない中、十津川警部の推理は?--という話。
感想
事故死として処理された女性が
実は殺されたことを告発するために
ジオラマで表現し殺されてしまう小島。
まぎらわしいことせんと怪しい思たら警察に届けんかい、
と言ってしまうと話は終わってしまうので(笑)
ある意味ダイイングメッセージの変型版かなあ。
ただそこにノレんかったらどうしようもないのだが。
十津川がいろいろ罠を仕掛けるが、その罠が引き金で
次の殺人事件が起きてしまうのはいただけない。
ちったあ反省せんかい。
犯人像が浮かび上がってくるとこの場面は
「おっ」と思わせてくれるけど。
そのあたり映像ではどうなってるのかなあ。